【東京会期終了間近 5/8まで】30周年記念 かいけつゾロリ大冒険展(日本橋髙島屋)

2017/05/07 2:29

NEWSの鮮度にすっかり無頓着になってしまったマンバ通信からのお知らせで~す!

現在、日本橋髙島屋で開催中の『30周年記念 かいけつゾロリ大冒険展』2017年4月26日(水)~2017年5月8日(月)がとってもヤバイというお話をしたいがために、会期終了間近にも関わらずNEWSに載っけちゃいます。

『かいけつゾロリ』って、80年代後半以降に小学校生活を送ってたみなさんなら、一度は目にしたことのある児童書シリーズではないでしょうか。『かいけつゾロリ』を知らない人に簡単に説明すると、いたずらの王者を目指すキツネのゾロリとイノシシの双子イシシとノシシがくりひろげる冒険物語のシリーズです。

実はこれが大変息の長~い作品でして、1987年の第1作目『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』から2016年まで『かいけつゾロリの王子さまになるほうほう』で、なんと60作! 累計約3,500万部が発行されているという児童書界のオバケみないな存在なんです。

でもって、今年はデビュー30年の節目ということもあり、作者である原ゆたか先生の描きおこし原画、スケッチ、習作もろもろ約200点を展示してるってわけなのです。でも、その展示のしかたが普通の原画展以上に素晴らしい。だって、よくありがちな原画とパネルだけじゃないんですもの! そのいいところをチョイチョイとかいつまんでご紹介します。

会場に入ると、各作品の発表年ごとにパネルが作られ、おおまかなストーリーとともに、その年に何が起きたか簡単にトピックも書かれています。その年に起きたことがきちんと書かれていると、「あーあの頃か」っていう時代との紐づけにもなってとってもいいですよね。

例えば

1992年

・「Gショック登場」

1994年

・「PlayStation」発売

・ヤンママが流行語に

ミサイルに怯える今日このごろですが、昔の日本はとっても平和だったんだなってことが再確認できて嬉しい! ヤンママ最高!

作品ひとつひとつに先生からのひとことコメントがついてるんですが、これを読んで意外だったのが各ストーリーにはさまざまな映画が元ネタになってること。しかもハリウッド作品やディズニーなどの超有名作品だけじゃないんです。1950年代のフランス映画や1960年代のイタリア映画『黄金の七人シリーズ』などなど、かなり深い! 映画好きなら「原、結構映画見てんじゃん!」(呼び捨て)と勝手に親近感を抱いちゃうくらい、原先生のストーリーには映画ネタがたくさん盛り込まれていることがわかります。

ちなみに『黄金の七人』シリーズは、あのルパン三世にも影響を与えたという泥棒映画です。見てない人は是非見てくださいね。泥棒最高! 映画最高!

展示されている原画は主に鉛筆で描かれたラフ、ペン入れされた原画、カラーページ用のセル画などを見ることができます。

ここでひとつミニ情報なのですが、原先生はペン入れの際、使い捨てのロットリングペン(主に0.1~0.2ミリ)を愛用してるそうです。理由はインク補充タイプだとペン先にインクが詰まることがあるから……ですって! ロットリングペン最高!

そして、コレ! コレ見てくださいよ!

展覧会で子ども飽きさせない仕掛け①! 作品に出てくるアイテムを見事に再現した『お宝Collection』がたくさん展示されてるんです。もちろん触ってはいけない作品もありますが、ボタンを押すとファンが回りだす『ソーラーパネル付き三度笠』(かいけつゾロリ イシシ・ノシシ大ピンチ!!/2008年)や、ピンポーン!とクイズ番組の早押し音が鳴り響く『キューちゃんボタン』(かいけつゾロリのクイズ王/2014年)といった、参加型の作品もあり、子どもたちが夢中でボタンを押しまくっていました。立体最高! 押しボタン最高!

続きまして、展覧会で子どもを飽きさせない仕掛け②! 展示の合間合間にフォトブースがちゃんとあるのもこの展示の素晴らしいところ! 崖に落ちかけた仲間をゾロリと協力して助けているかのように撮れるトリックアート風フォトブースや、シリーズ一番人気とも言われる『かいけつゾロリつかまる!!』の表紙を再現したフォトブースなどなど。憧れのゾロリワールドに入りこめちゃうのはココだけ! 写真最高! トリックアート最高!

……といった感じで、第1作~第60作まで軌跡をていね、ていね、ていねいに追うことができるのです。しかも、ここで終わりじゃない。

終盤には、原先生のご家族が作られたかわいらしいゾロリ作品が展示されています。

原先生のお父さん(原薫)作 ゾロリフィギュア、ゾロリキーホルダー

原先生のお母さん(原えみ子)作 ゾロリパッチワーク

どちらの作品もディテールがしっかりと作り込まれていて、家族がこの作品を応援していたことがしっかりと伝わってきますよね。原先生のお父さんは亡くなるまで「ゾロリ」の新作が出るたびに先生に感想を送ってくれていたそうです。応援最高! 家族に乾杯!

そして、デパートで開催される展覧会の楽しみといえば、やっぱり物販ですよね。このゾロリ展も展覧会限定商品がわんさと出ていました。ここでは編集部が購入した一部をご紹介します。

かいけつゾロリ大冒険展×ROOTOTE TALL/ストーリーバージョン

このほかに、今回の展覧会のロゴバージョンとゾロリたちのシルエットバージョンがありました。外側と内側に合計3つのポケット&しかっり入るマチ付きで、安っぽさが一切無い最高のトートバッグです。値段はイラストのデザインで異なりますがだいたい2,300円~2,600円(税抜)ほど。

左上から時計回りで、本の表紙風ポストカード、マスキングテープ、展覧会ロゴ入りどら焼き(3個入り)、展覧会図録(オマケ冊子/ゾロリちゃん大ぜんしゅう)、ノート、一筆箋、名前入りキーホルダーなどなど、ありとあらゆるグッズが盛りだくさん。

キーホルダーは自分の名前だけでなく、何をお願いしたいか、イラストのデザイン、紐の色など、細かくカスタムすることができて600円は安い。世界にひとつだけのお守りオススメです!

以上、『30周年記念 かいけつゾロリ大冒険展』駆け足でご紹介しましたが、はっきり言ってまだまだ紹介できていないものもあるほどぶ厚い展示です。親子で行って盛り上がるのはもちろんですが、ゾロリをあまり知らない人でもこの会場を出る頃にはきっと興味を持ってグッズの2~3個を購入してしまうこと間違いナシです。

東京は5月8日(月)まで。今ならまだ間に合うので、とりあえず後回しにできそうな予定はキャンセルしてぜひ日本橋髙島屋へ行ってみてください。また、2017年7月21日(金)~立川髙島屋、2017年8月2日(水)~京都髙島屋といった感じで巡回を予定しているようなので、お近くに来たらぜひのぞいて見てください~!

30周年記念 かいけつゾロリ大冒険展

2017年4月26日(水)~2017年5月8日(月)

入場時間
 午前10時30分~午後7時(午後7時30分閉場)
 ※最終日8日(月)は午後5時30分まで(午後6時閉場)

料金
 一般 800円/大学・高校生 600円/中学生以下 無料

会場
 日本橋髙島屋 8階ホール

 〒103-8265
 東京都中央区日本橋2丁目4番1号
 TEL:03-3211‐4111

主催
 『かいけつゾロリ大冒険展』実行委員会

原作
 原ゆたか

特別協力
 ポプラ社

協力
 バンダイナムコピクチャーズ・亜細亜堂・原京子

企画制作:東映

©原ゆたか/ポプラ社

30周年記念 かいけつゾロリ大冒険展 日本橋髙島屋HP

かいけつゾロリオフィシャルサイト ポプラ社HP


マンバ通信編集部
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