ダンジョン飯のレーダーチャートは数値にするとどれくらいなのか

2017/11/15 11:59

大サソリと歩き茸の水炊き

(『ダンジョン飯 1巻』33p参照)

エネルギー:420kcal
脂質:8.6g
たんぱく質:17.6g
ビタミン:対象外
ミネラル:対象外

記念すべき最初の料理です。
ごく初期は、レーダーチャートが5角形(後に7角形→6角形)という特徴があります。

人喰い植物のタルト

(『ダンジョン飯 1巻』59p参照)

エネルギー:473kcal
脂質:11.0g
たんぱく質:15.0g
ビタミン:対象外
ミネラル:対象外

人食い植物のタルトですね。
昼食の残りのサソリ汁を使っているところに、センシのやり繰り上手な一面が見られます。

ローストバジリスク

(『ダンジョン飯 1巻』83p参照)

エネルギー:2100kcal以上
炭水化物:120.0g
たんぱく質:56.3g
脂質:55.0g以上
鉄分:3.4g
カルシウム:210mg
ビタミン:対象外

この回を境にチャートが充実します。
5要素から7要素になり、さらに内枠と色まで追加されています。
これは熱い。

マンドレイクとバジリスクのオムレツ

(『ダンジョン飯 1巻』110p参照)

エネルギー:1575kcal
炭水化物:77.8g
たんぱく質:37.5g
脂質:24.1g
鉄分:2.1g
カルシウム:300mg
ビタミン:対象外

バジリスクを入手したことで、かなり栄養価の高い食事にありつけるようになりました。
料理ができたときの「完成じゃ!」の声は、気に入ったのか今後も多用されます。

マンドレイクのかき揚げと大蝙蝠天

(『ダンジョン飯 1巻』134p参照)

エネルギー:1470kcal
炭水化物:112.0g
たんぱく質:60.0g
脂質:44.0g
鉄分:2.3g
カルシウム:70mg
ビタミン:対象外

もやもやとした背景で描かれてますけど、おいしそうですよね。
バジリスクの卵は、おそらく衣のつなぎに使ったんでしょう。

茹でミミック

(『ダンジョン飯 2巻』152p参照)

エネルギー:315kcal
炭水化物:32.0g
たんぱく質:75.0g
脂質:10.3g
鉄分:0.4g
カルシウム:219mg
ビタミン:対象外

この辺りから、料理の完成したときに付いてた「うわ〜」「ひ〜」といった声がなくなります。
一行が、モンスターを使った料理に免疫がついたのだと思われます。

そのへんに落ちてた大麦の雑炊

(『ダンジョン飯 3巻』26p参照)

エネルギー:840kcal
炭水化物:160.0g
たんぱく質:21.1g
脂質:13.8g
鉄分:1.5g
カルシウム:215mg
ビタミン:対象外

炭水化物は現代では敵視されがちですが、ダンジョンだとありがたいですね。
しっかり体のパワーになってくれます。

ジャイアントクラーケンについてたジャイアント寄生虫のかば焼き&白焼き

(『ダンジョン飯 3巻』53p参照)

エネルギー:1050kcal
炭水化物:22.9g
たんぱく質:34.2g
脂質:20.6g
鉄分:2.1g
カルシウム:220mg
ビタミン:対象外

蒲焼きの作り方にも通じているセンシすごいです。
醤油とみりんで、かなり日本人好みな味付けになっています。

水棲馬の焼き肉

『ダンジョン飯 3巻』102p参照)
(『ダンジョン飯 3巻』102p参照)

エネルギー:1470kcal
炭水化物:80.0g
たんぱく質:60.0g
脂質:27.5g
鉄分:4.5g
カルシウム:131mg
ビタミン:対象外

水棲馬の焼き肉は、全体的に栄養価が高いですね。
「ちゃんと野菜も食べるのだぞ」のコメントに優しさを感じます。

テンタクルスの酢和え

(『ダンジョン飯 3巻』131p参照)

エネルギー:315kcal
炭水化物:96.0g
たんぱく質:18.8g
脂質:10.3g
鉄分:0.4g
カルシウム:35mg
ビタミン:対象外

久々に質素な食事です。
さきいかのようなイメージでしょうか。

テンタクルスのニョッキ

(『ダンジョン飯 3巻』182p参照)
(『ダンジョン飯 3巻』185p参照)

エネルギー:1260kcal
炭水化物:240.0g
たんぱく質:35.0g
脂質:20.6g
鉄分:0.6g
カルシウム:70mg
ビタミン:対象外

行軍しながらの食事、微笑ましいですね。
「テンタクルス中3本」と人参みたいに書いているところもポイントです。

レッツ炎竜にカツレツ

(『ダンジョン飯 4巻』46p参照)

エネルギー:1050kcal
炭水化物:128.0g
たんぱく質:52.5g
脂質:24.1g
鉄分:1.3g
カルシウム:123mg
ビタミン:対象外

炎竜との決戦に備えたご馳走です。
ただ、エネルギーは意外と1000kcalちょっとなんですね。
大ガエルの肉は、鶏のささみのような低カロリー食材なのかもしれません。

ローストレッドドラゴン、ドラゴンテールスープ、タマネギのピザパン

(『ダンジョン飯 4巻』166p参照)

エネルギー:2100kcal
炭水化物:160.0g
たんぱく質:37.5g
脂質:24.1g
鉄分:1.9g
カルシウム:263mg
ビタミン:対象外

ローストレッドドラゴン!めちゃくちゃおいしそう!
肉の断面をカラーで見たいですね。

ジャック・オー・ランタンのポタージュとドライアドのチーズかけ蕾ソテー

(『ダンジョン飯 5巻』138p参照)

エネルギー:438kcal
たんぱく質:14.1g
脂質:10.3g
炭水化物:60.0g
カルシウム:263mg
ビタミン:対象外

ここで鉄分の栄養素が削られて、6角形のチャートになります。
内側の線も削除されています。
栄養素の並び順も変わっているので、調査する方は気をつけて下さい。

コカトリスのアイスバイン風とドライアドの蕾のザワークラウト風

(『ダンジョン飯 5巻』173p参照)

エネルギー:2100kcal
たんぱく質:75.0g以上
脂質:55.0g以上
炭水化物:66.7g
カルシウム:146mg
ビタミン:対象外

ローストバジリスク以来となる、チャートのはみ出しが見られました。
豪勢ですね。

コカトリスの石焼き親子あんかけ

(『ダンジョン飯 5巻』188p参照)

エネルギー:2100kcal以上
たんぱく質:75.0g以上
脂質:55.0g以上
炭水化物:80.0g
カルシウム:219mg
ビタミン:対象外

同じコカトリスを使っても、洋風の次は和風と、飽きさせません。
1巻で手に入れたマンドレイクの実と葉がまだ残っているところも、感心します。

まとめ

以上です。
バジリスクやコカトリスなど、鳥系のモンスターはかなり高カロリーが見込めそうですね。
ダンジョン内で空腹に襲われたときは、積極的に狙っていきたいです。

最後に、料理じゃないのにレーダーチャートが載っている、レアな一コマを掲載しておきます。

(『ダンジョン飯 4巻』137p参照)

主人公の妹を骨から蘇生する場面です。

エネルギー:0kcal
炭水化物:0g
たんぱく質:71.3g
脂質:0g
鉄分:0g
カルシウム:350mg
ビタミン:対象外


参考資料

『ダンジョン飯 1巻〜5巻』2015〜2017 九井諒子 KADOKAWA/エンターブレイン
『すぐわかる栄養成分ナビゲーター』江崎グリコ株式会社 


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