特集:「この世界の片隅に」監督・片渕須直インタビュー 調べるだけではだめだ、体験しないと!
まず最初は、アニメーション版『この世界の片隅に』の片渕監督のインタビューです。
特集:「この世界の片隅に」監督・片渕須直インタビュー 調べるだけではだめだ、体験しないと!
映画「この世界の片隅に」の片渕須直監督に、映画制作と原作の良さについて聞いたインタビューです。フィクションだからと言ってあいまいな描写が許されるというわけではなく、徹底したリアリズムを追求することが、主人公「すずさん」の実在感を支えていたことがわかった。そのすごい監督が「すごい」と絶賛する、こうの史代の原作についてもあわせて語っていただきました。
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まだまだ記事があるんですよ〜。
マンバ通信で上記を連載中だった細馬宏通さんと片渕監督がついに直接トーク!
京都で行われたこのトークショー、猛烈に話が盛り上がり、ヒートアップしたお二方の語りは、打ち上げ会場の居酒屋でも続きました。マンバ通信ではぬかりなくその居酒屋トークも収録して記事にさせていただきました。
特集:片渕須直✕細馬宏通トークセッション「この世界の片隅に」の、そのまた片隅に
作品の細部にまでこだわって描写する監督・片渕須直。作品の細部を読み解こうとする研究者・細馬宏通。「この世界の片隅に」をめぐって、この二人のトークセッションが行なわれました。聞き手も受け手も、ものすごく細かいところについて語っていて、思わず「こまけー!」と声が出そうになるのですが、しかし読めば読むほど、原作も映画も本当に丁寧に作られた作品であることがしっかりと伝わってくるトークになっています。
4本に分かれてますよ! 読んでくださーい。
マンガはコミックではなく掲載誌派と語る片渕監督のマンガ歴の話題からスタートしたトークセッション。「キャスティング前から主役のすずはのんちゃんの声で脳内再生されていた」という片渕監督の打ち明け話からトークは「映像と声のタイミング」という大変コアな内容へ! 原作マンガをアニメーションにするさい吹き出しと吹き出しの間を一瞬の“間”と捉えることや、表現を1つにしない工夫についてなど監督のアニメ制作に対するこだわり的なことも語っておりますゾ!
原作マンガの中でそこまで詳しく描かれなかったバックグラウンドについて、片渕監督と細馬さんの読み取り力をフルに発揮したトークを展開。スルッと流していたシーンにもきちんとした理由や背景が詰め込まれており、作品を見直したくなること必至の内容です。 また、原作マンガと映画の中では遊び歌や軍歌などが各シーンで流れている「音」から片渕監督がアニメに音楽を付けるときのこだわりについても盛り上がっています。
いよいよトークセッションも後半! 原作マンガとアニメに出てきた土地にまつわる話へと進みます。これは広島や呉に土地勘がないとチンプンカンプンな“ド”マニアックな話題。マンバ通信ではトークセッションで登場した地名にピンをたてたグーグルマップの資料をつけて掲載しました! トーク、原作、アニメを行ったり来たりしながらマップを見ると、この作品に対する理解度もグッと深まるので、ぜひご覧ください〜。
トークセッションの前・中・後編を読んで「読んだわ〜」と満足しているみなさん! まだ終わってませんよ!! なんとこの二人のオジサンの話はイベント終了後の打ち上げまで続いていたのです…! これはイベント参加者も聞けてない初公開の内容。普通のインタビューでは絶対に聞かれることのない細馬さん独自の鋭い質問によって、片渕監督の素晴らしさをこれまで以上に知ることができる、必見の内容! これは読まなきゃ絶対ソンするボーナストラックなのです!
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フー。24本。完走した人はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
マンガもアニメーションももう一度見たくなりますね。
そういえば、細馬宏通さんの連載はさらに加筆されて単行本化されます!
楽しみですね。
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マンガのクチコミサイト『マンバ』と連動し、「マンガが読みたくなる気持ち」「面白かったマンガを語りたい気持ち」をブーストします。